kumquat

世界中の風を受けてどこまで舞い上がろう

隣にいてほしいひと②

2年前の今頃は大好きな人と大好きな人がセンターを割って踊ってるのを初めて見た特別な期間でした。

シンメっていいよね。ずっと一緒にいるっていいよね。グループっていいよね。
かみしげのパートを見たときとか、やぶひかのハモリを聴いたときとか、横並びでグループ名を紹介されるときとか、色んなタイミングで思う。


「Jrの箱推しとかシンメ推しは辛い」

どうなるのかわからないから面白いのがJr.担だってわかってはいたけど
いざ好きな二人がもう一緒に並んでセンターを割って踊ることはないだろうって思うと心に穴が空いた心地がした。

 

 

だからもうグループを羨ましがるのはやめよう。
シンメに憧れるのもやめよう。
箱推しももうしないようにしなきゃ。

そう思ってたのに、できてしまった。

隣にいてほしいひと。



康二担になってからというもの、嬉しいことに康二くんはこの人のファンでよかったって思わせてくれるタイミングをくれる。
年に数回、ちょっとしたことで思うのだけど、去年も今年も一番そう思えたときに一緒にいたのが大吾くんだった。

 

 


去年でいうと3月24日、今年は4月19日。
大事なタイミングはいつも春なのが笑う。

 

3月は春松竹の話。龍太くんが滝沢歌舞伎の稽古で不在で、大きな大きな龍太くんの役回りをどうにかみんなで分け合って背負った春。

映画にスペシャルドラマに絶え間なく続く公演に本当に忙しかった大吾くんは、大変だった日があった。

どうしていいかわからない松竹座に声をかけた康二くんの言い回しが好きで、大好きで、本当に関西Jr.のファンでよかったと思った。

「今帰った人戻っておいでー。エスカレーター降りた人上がっておいで。皆揃ったら関西Jr.コールして!それまで、カルピス飲んで待ってるわ。」

「皆の元気な声があれば僕らも元気になれます。元気になったよな?」


その後の日誌で、舞台に立たせてくれたのは光一くんの言葉、教祖様の言葉、関西Jr.のみんなの言葉、何よりもファンのみんなの声援だったて言ってた。やっぱりこういうときにすぐ言葉にしてくれるのが大吾くんの大好きなところだって思う。

 

アンコールを煽ってくれた康二くんらしい言葉はきっと間違ってなかったんだって教えてくれた。


4月は弾き語り「明日を一緒に」の話。リアルタイムであんまりドキドキすることができない地方オタクなので、いきなり数分後に自担が自身作詞作曲の歌を弾き語るなんて意味がわからなくて心臓を鷲掴みにされたし、なんといっても歌詞がよかった。

 

怖いときもあるけど僕も同じだから、明日を一緒に歩こうね。っていう優しさ溢れる歌。

「明日のことわからない」ってJr.の儚さがもろに入ってるのに、そんな中で一緒に歩いてくれる人のファンでよかったって思った。

 

お便りに答えられないくらいやりきってぼーっと話してる時に、大吾くんが用意してた曲がシルエット。
康ちゃんの曲と雰囲気が一緒で大好きな曲。

「何気ないことが幸せだと 君がふと呟いたんだ」
「もしも君が涙し辛い時は僕が君のために笑おう」

その数分は色んな想いが動く時間だったよ。

 

こじだいはカバーのやり方がいいなって思った。よく「近すぎず。遠すぎず」程よい距離感って言うけど、お互いが相手のことを分かっていて、ベストな形で動ける人なんだって嬉しくなった。こじだいの魅力は一言で言えないところに詰まってるって思う。

 

 



でもなんでこのタイミングで私の中のこじだいが急上昇したのか。もともとこじだいが嫌いだったわけじゃない。こじだいが好きなお友達もいる。けど最近まで特別な2人じゃなかった。


たぶん少し不安になったからだと想う。

 

今までは隣にいるのが当たり前で、ずっと不安になったことがなかった。

6が5になって
3になって5になって、
それでも何年も一緒にいた。

ふわふわしてた2人がギラギラになった。Give meもラブギルも歌った。rivalを経て東京にも行った。ラジオに呼ばれてありのままの姿を喋ってくれた。「背負い込むところがあるから頼って欲しい」って話してくれたこともあったし、変わっていく環境で自分たちも変わってくれた。

 

不安になったのはほんの最近のこと

 

夏の話をします。

 

 


17年の夏。この少年たちは、なにか現実とリンクするところがあってよく出来たストーリーだなぁって思った。

心に残ってるのはひとり監獄に現れたニシハタを上手側で説得するところ。

康二くんが「そんなもの、俺と俺たちみんなで背負えばいい!一人で抱え込むなよ!」って言ったり、信じ合って分かち合えるのが「仲間ってもんやろ」ってりゅちぇとふたりで言ったりするシーンだった。


なんかいろんな伏線回収してきたんかって思ったよ…二人の声の後の大吾くんの顔がいつまでたっても忘れられないの。


りゅちぇが撃たれた後、二人で「あいつの分も生きる」を歌う。泣きすぎて泣きすぎて、大吾くんの感情が高まって歌声が途切れる時に康二くんの「だけど」が一層大きく松竹座を響かせるの。


それが大好きで。


康二くんの声を聞きながら大吾くんの演技を見た。

 

 


18年の夏、一年ぶりの少年たちはがらっと変わった。


2人は看守長と囚人になっていた。パンフレットがまわってきた時はrival違う人と歌うの嫌だなって思ったけど、2人で降りたってわかったときは勝手すぎるけどほっとした。
康二くんは180度違う演技をした。狂っていて怖くて、怖かった。だけど色んなこと考えて看守長をやってるって伝わってきた。
大吾くんは青チームのリーダーだった。「お前には関係ない!」とか「やるんだったら、みんなでやろうぜ」とか去年の康二くんの言葉を口にしてたのに全然違う言い回しに聞こえたのが流石だと思った。

ハサミを見つけて痛めつけるときはやられ方の演技もすごくて痛そうだなぁって思ったし、3.4年も喧嘩してるだけあるなと思った。

最初の少年たちのときは、殴り合いのシーンは我を忘れて演技をしてたって言ってたなぁ。

 

今年のあいつの分も生きる は囚人みんなで歌ってた。撃たれたのがりゅちぇじゃなくてもあんなに演技できるんだって凄さしか感じなくて、ずっと大吾くんを見てた。
その中で無意識に「だけど」で大きくなる声をさがした。


一年前、ブランコに乗る赤いつなぎの男の子で幕を閉じた少年たちは今年は「行くぞ」って声をかけて終わった。なにかの伏線みたいに感じちゃうようなラストだった。


本編が終わってショータイムでやっと4人が前に並んでるのを見たときはふぅ〜って思った。歌い続けてきたNOT FINALE。とてもいいよね。

でもそのあとはばらばらだった。完成された3つのユニット曲があって、どれも見応えがあって楽しかったけどこわいと思った。

新体制の少年たちに新しいユニット曲。

ピーチケにミッデビで出演して秋コンのお知らせをしたときも不安になった。

この括りじゃん?っていうちょっとしたツイートを見かける度に不安になった。

だってバランスいいんだもん。

私が見てきた人達は年齢も身長もばらばらだ。


3年も過ぎてもう離れることはないのかなって勝手に思ってたけど、絶対はないって言われた気がした。


この夏は最後の曲がSee you againだった。
この曲は歌うタイミングこそタイミングだからドキドキしたけど、誰もが大事に歌う曲だから大好きだ。

「ありがとう いつまでも」

公演の最後に2人のハモリを聞かせてくれたのが嬉しかった。

 

ありがとう いつまでも

 

永遠なんてないのに「いつまでも」って歌う声が綺麗で。心地よくて。切なくて。
Heavenly Psychoかな。昔二人がハモったときに感じた違和感や不思議な感じはもうどこにもなかった。

 

ありがたいことに今年は言葉にしてくれる機会もあった。


「『近すぎず、遠すぎず』この言葉が西畑と康ちゃんの関係を表すのにぴったりかなぁと思います。聞こえは良くないかもしれませんが、そんなこと以上に深い関係だと思っています。どこかでお互いを意識し合ってるというか、これからもこの関係で切磋琢磨し合いながら関西Jr.を盛り上げていきましょう!良き仲間、良きライバルとして、これからもよろしくね」

 

「大ちゃんといつもお仕事をしていつも刺激を貰っています。ダンスをしているときもスーパーアイドル。舞台でも大ちゃんのお芝居を見てて、僕も頑張ろう。負けてたまるかとやる気を貰えます。」

「大ちゃんと俺だったら真面目になっちゃうやん。普段の俺らの感じ。」

 

そんなラジオでは最後に3人で選びましたって言って、メッセージ性があって仕方がないような曲をかける。

 

「いつまでも此処に居たいけれども 旅立つ夢を見てしまったことを」

「いつか目の前 たどりつけたら くだらないことで笑い合えるかな 未来を作る 今 今 今」

 

「憧れた未来に向かって 出会い別れはいつも背中合わせ」

 

楽しいラジオの最後にかけるのがずるい。終わってほしくないって気持ちを加速させてくから。

 


私が好きなふたりはきっとお互いが1番じゃない2人。

それどころか、こんなにだらだら書いてたけど大吾くんはりゅちぇの隣にいてくれないと困るし、龍太くんといる康二くんの楽しそうな顔っていったらほかにない。私は一番好きな康二くんは、笑っている康二くんだから。

 

まだまだ一緒にいるから!!!って気持ちはたくさんあるけど今の状況にもう一度感謝していこうと思う。

 

 

 

オチが見つからなかったので終わります!

きっとこじだい推しは楽しい!