kumquat

世界中の風を受けてどこまで舞い上がろう

西の組織図とあたらしい場所のおはなし

色んな気持ちを平成においてこうと思ってはじめました。

 

大阪と東京。

メインと組織図。

括りとグループ。

横アリと新橋。

結構長々かきました。

 

勝手にたくさん私のフィルターをかけてしまったと思うのでご注意ください。

 

 

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平成31年。康二くんがSnow Manになった。

 


横アリに行ってソロじゃない康二くんを見た。

 


思い返せば自分にとっては初めてだった。

 


私が康二くんに会いに行き始めた時はもう括りはなかったから。

 


初めて見たのは舞台挨拶。

康二くんは小姓ズの中の一人だった。

 


赤名くんは小姓ズにいたけど少クラの綺麗に色分けされたDream Catcherはまた位置が違くて、グループがない「関西の組織図」だって表現するツイートを読んで、これが今の関西Jrなのかと理解した。

 


夏になったら文ちゃんはいなくて、シャッフルの曲が多くて、またむずかしかった。

5人とか3人とか4人とか雑誌や公演によって数が変わっていたのに、康二くんは気がついたら「メイン」って呼ばれてた。

 

グループがいない関西Jrは公演名の下にはいつもメインの個人名が載っていて、メインは出番も多かった。

 

一公演における自担の活躍度は北海道からすんなり遠征できた理由でもあったと思う。

 

毎公演決めてくるソロは、他担にもいいねって言ってもらえるものばかりで

おしゃべりもうまくて、公演も番組も当たり前のようにいた康二くんにはおたくもみんな優しかった気がする。

 

だからメンタル的にも康二くんのおたくはたのしかった。

 

 


メインの康二くんを応援していた時間はたのしかった。

中身はそうだった。

だけどグループがない康二くんの環境はいつも曖昧だった。

 

4人は個人だから、心が狭かった私は他の人のお仕事を素直に喜べない期間があったり、ちょっとした並び方が悔しかったりといつも拠り所がなかった。

 

 

正直、非公式でも意味のあるグループだったfunky8が羨ましい季節もあった。

 

同世代の友達はfunkyが好きな人ばっかりだったな。すごい魅力的だったもんね。


ファンが悩んでる一部始終もどこかで目にしていたのでもちろん各々に色んな気持ちがあって大変そうなのは間接的に感じてた。

 

だけど関西で一番グループみがあって、おたくもおたくで団結力というかなんかパワーがあって、いいなって思う時間はあった。

 

言いたいことが分散してきたけど思っていたことです。

 

康二くんは立ち位置的に前にいたから負けられないって思ってたけど

括らせてくれなかったメインを飛び越えてfunkyが拡大されていくのかもと思ったりもした。

 

負けられないけど、康二くんは誰とがんばる?

 

おじいちゃんが、関西ジュニアは個性がいっぱいだからグループはいらないよって言ってたのを、確かメインの対談で話してたから、彼らは括らせて貰えないんだって思った。

 


じゃあどうなるのか想像できなかった。

 

 

 

メインはメインで悩める要因もあるよねって友達と話したこともある。

 

 

 

 

グループが意味のある組み合わせだとしたら、メインは環境がつくった立ち位置だった。Kin Kanでもなにわ皇子でもVeteranでもない。きっと考えられて組み合わさったメンバーではなくて流れが4人をメインにしたような感覚を私は持ってた。

 

 

飛び抜けて演技が得意なことも

年齢が離れていたことも

身長やソロの系統がバラバラなことも

魅力でもあり悩めるところだった。

 

 

メインがメインでいることに、意味があったのかもしれないけど、メインが4人になったことに意味はなかったのかもしれない。

 

それでも4人はかっこよかったけど

このまま一緒にいてくれるのかな。

 

括られていてもどうにでもなる世界だからこそ

括られていない現状はおかしいってふとしたときに思うけど。

だけど個人戦は当たり前になっていた。

 

 

 

 

数年後、康二くんは誰と一緒にいる?

 

今大切な人とは一緒にいてくれる?

 

 

 

 


考えてもわからないことだったので考えるのをやめてみた。

 

考えるのをやめてもきらきらしてる人たちを見るのはたのしかった。

 

 

 

 

 

 

 


ある日、クリパでりゅちぇが弟組として別日程のコンサートを行うことを知った。ヒヤッとした。

 


私がいった兄組公演はめちゃくちゃ楽しかったけど、観に行かなかった弟組の公演がすごかったって聞いて嬉しくもありちょっとこわかった。

 

 

 

頭にあった「関西の組織図」が大きく分かれ始めてきた。

クリパのずっと前からそれはおかしかったと思うのに、身近なりゅちぇの動きでそれを意識した。

 


思い返せば、トリオもfunkyも赤チームもDKもメインも。関西ジュニアはいつも固定されずに動いていた。

 

 

 

 


あけおめも春もそんな弟組と兄組の関西Jrの

感じで、夏からはもっと変化した。

 

対康二くんのキャスティングと大西畑の本編の終わり方にショータイム。(9月頃のブログにたくさん書いた気がします)

 

それでも関ジュみんなの曲は組織配置で、すきなひとは私がいてほしいところにいた。


夏の最後は意味のある曲を歌った。今の体制シーユーアゲインだったらどうしようとか縁起でもないことを言ったら、その通りになった。

 

 

 

 

秋が来た。
10月4日がきらいになった。

 


組織図が新調される。メインがなくなった。自担ががっつり先頭を動かされたのは自分が足を運んでからはじめてだった。

 

大ちゃんのグループ紹介日誌もウキウキなタイムラインも辛かった。

康二くんのファンをするのが前より大変になった。

 

 

視覚的につらかったのはビビットだった。

 


グループのみんながニコニコ答えてる後ろで無所属のジュニアとしてみんなと並んでその姿を見てる。

悔しいよりも悲しくなった。

 


何か考えてそうな顔に見えた。

 

このあたりからグループってすごいねって気づかされた。

いろんな人が遠く感じて、なにかにすがりたくなった。

 

 

 

頼りたいのは康二くんだった。

 

秋からの康二くんは強かった。

 

強くて綺麗だった。

 

4人じゃなくなった康二くんは簡単に触れちゃいけないような強さを帯びていて、綺麗だった。

 

見てきた中で1番強く見えたのが秋からの康二くんだった。

 


そんな康二くんは関西Jrに必要な人だった。

みんなのことを見てみんなのことを助ける。

ファンを煽ってMCを回す。

組織図がどうなっても組織の中の役割は変わらないし、だからこそ悔しい部分もあったけど、康二くんが大事だなぁって思えるときが嬉しい部分もあった。

 

メインじゃなくても

康二くんのおたくはたのしかった。

 

 


グループは線引きだったけど、組織図としてのニュアンスは難しくて。だってグループじゃないのにコンサートの康二くんはいてほしいところにいてくれたときも結構あった。

 

なんだか康二くんのパワーならひっくり返せそうな気さえしていた。


「誰か俺らを止めてくれよ」


そういう言葉が似合うひとだったから

きっと大丈夫だと思った。

 

 

あけおめコンが始まって終わった。

 

挨拶で久しぶりに色に包まれた城ホールを見て幸せになった。

 

こんなたくさんの人を動かしちゃうなんてすごい。 

 

どこまでも続く夜空は切なくて苦しくてたまらなかったけど、約束してくれる康二くんは強かったり優しく微笑んだりして素敵だった。

 

おかしな声がたくさん出たけど、泣きながら城ホの石段を降りて変な目で見られたけど、ほんとにほんとに、行けてよかった。

 

 

 

 

滝沢歌舞伎が始まる。記者会見の康二くんは面白くてかっこよかった。

あけおめは夢だったのかもと思った。

 

 


そんなこんなしてたら1月17日。

康二くんはSnow Manになった。

 

 

 


関西Jrの組織図はもちろん変わった。

 

グループが3つになったこともあり、図としては前より確実にすっきりしたはずだ。

 

 

 

 

だけどそれどころじゃなかった。

 


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あけおめか南座か天秤にかけて、あけおめを選んだ私だったので、行くつもりだった春松竹にも応募しなかった。

 

色んな言葉をみて、色んな映像もみて、

答え合わせが少しずつ進んだ3月末。


横アリに行って

Snow Manを見た。

 

はじめて見た、グループの中の康二くん。

 

 

グループの中の康二くんになったとき、康二くんの役割は関西Jrとは結構変わった。

組織図が変わっても役割が変わらなかった秋とは大きく違っていた。

 

立ち位置は後ろにいることもあるし

すのーまんの曲のソロパートは大体2番にならないとやってこない。

 

お兄ちゃんはしないし、先頭でみんなを引っ張ることもない。

 

だけどそこにいたのはたくさん笑って、聞こえやすい声を出して分かりやすいように感情をいれて踊る、いつもの康二くんだった。

 

よく笑うからとっても幸せそうで、ずっと感じてた強さよりもやさしくてやわらかい感じがたくさん伝わって幸せになった。

 

Snow ManになったばかりだけどSnow Manのことが大好き」

 

そう言った康二くんの周りには素敵な人たちがいた。

 

 

 

加入が決まったはじめの頃は、正直なんのためにそうしたのかがわからなかったから、気持ちはいつもゆらゆらしてた。

 

組織図を整理するためとかSnow Manとして上にいくためとか、康二くんのためじゃなくて、他のなにかのためだったらいやだなって意味のないことばっかり考えてた。

 

なにわ男子に入れなかったこと、焦ってたって書いてた記事も見て、それが決め手だとしたらこれまでの時間をどうやって思い出にしたらいいのかなってなんか勝手にぐるぐるしてた。

 

なにかにすがりたくなった心に響いたのは新しい言葉だった。

 

Snow Manでいることに人生をかけました」

「なにがあってもこの8人、僕も入れて9人と、ファンの皆は僕が守ります」

 

そんなやさしくて強い決意が気持ちを楽にした。

長い間求めてる言葉だったのかもしれない。

 

 

朝焼けの花で円くなってみんなで手を伸ばす空間はほんとに素敵で、雪が桜になるってそのときはわからなかったけど、桜は散ってるように見えなかった。

感情ごと煽るように空間を色付ける桜はやわらかいのに頼もしかった。

 

 

一緒に夢を見れるんだってうれしくなった。

 

 

でも1番は、隣にいてほしいひとがいなくなるのはこれで最後かなって思えたことだったかも。

 

 

 

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そんなこんなで4月。

 

4月もちょっとしたことで考えちゃうときがあった。

 

Snow Manの康二くんは、関西Jrのときの自分は力が入っていたって言う。今が自然体でいれるって言うんだ。

 

康二くんが切り替えるのが得意なのは知ってる。おばあちゃんしたあとすぐwill踊れちゃう人なんだもん。お笑いランドした後にはけずにベッドマジックしちゃう人だもん。

 

 

だけど私はそうじゃないから、正解を提示されるのが早すぎてちょっと苦しかった。

 

 

ムキになってボケてた康二くんもギラギラしててバキバキしてて、ファンをするのは楽しかったよって大きい声で言いたくなった。

(答えにはなってない。)

 

 

 

少しして演舞場に行った。

組曲がずっと心にのこってる。

 

康二くんが誰かと走っていた。

後ろを振り帰ってどこかを見つめ、

またすごい表情で走って去ってゆくところがあった。

 

 

ただのシーンなのにそれだけで胸がいっぱいになった。

 

 

 

康二くんは前向きな言葉ばかり言う人だ。

 

数ヶ月前のことも区切りを付けてからはあまり見せてくれない。

 

 

ただ、それでも振り返ってくれる。

 

 

 

 

 

 

 

康二くんはきっとそういう人だ。

 

 

 

 

 

 

まだ1回しか見れてないからほんとはそういうシーンじゃないかもしれないけど

そんなひとつの動作が忘れられなくなってしまった。

 

 

 

 

好きだなぁ。デビューしようね。